勅使河原宏の世界 DVDコレクション
勅使河原宏 /
パイオニアLDC
グループ:DVD /ランキング:21966
価格:
¥ 24,800 / ユーズドストア
¥ 17,008 より
発売日:2002-04-14 /只今品切れ中
レビュー(Amazon.co.jp)
前衛的実験的手法で人間の奥深い内面心理を描き続け、世界的にその名を轟かせる名匠・勅使川原宏監督の作品群を収録したDVD-BOX。作家・阿部公房と組んだ長編劇映画デビュー作の『おとし穴』から『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』、そして『サマーソルジャー』、短編映画の数々が収められている。『砂の女』は国際普及版と初公開版の両方を収録。また個人的には幻とも謳われていた勝新太郎主演の『燃えつきた地図』(勅使川原監督がカツシンに与えた影響は大きい)や、4か国合作オムニバス映画の1篇として作られた『白い朝』の初ソフト化が嬉しい。それらの音楽を担当している武満徹の名曲の数々も聞き逃し厳禁だ。なお残りの勅使川原監督の長編映画『アントニー・ガウディー』はDVD化、残る『利休』『豪姫』のDVD化も強く望みたいところ。(増當竜也)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
おとし穴 
(2006-04-27)
1962年度、キネマ旬報第7位、記念すべきATG第1作。
九州の炭鉱を舞台に描かれる不条理劇です。全編を不気味で不安な空気が包む映像は、後の“砂の女”で一気に昇華され、傑作として現在まで語り継がれる事になります。
砂の女、他人の顔、そしておとし穴と三作観ましたが、私はこのおとし穴がオススメです。
他人の顔。人間の内面の重要性の認識。 
(2004-09-23)
今回、実にいい映画だとまた再認識いたしました。
そしてはっきり言ってこの映画はオールスターキャスト。さらに美術良し、原作良し、音楽良しと悪いところがありません。本当に素晴らしい日本を代表する映画の一本でしょう。
まあ顔の形の疑問。これって根源的な問題です。皮膚と配列という表層的なものでしょうが、持っている問題は根源的。
美意識とはなにか?を問われます。その前に常識とはなにか?
「覆面の心理」、人間は匿名では違う人格が出てくるのか?答えは戦争でもわかります。それに呼応するごとく精神病院が出てきます。なかに戦争の被害者がたくさんいるのです。そして美しい顔に傷のある女の子も。
このほかにも素晴らしいシーンの連続で、いちいち切り取ることはしませんが、仮面の人格とそれまでの人格と怪我をしたあとの人格の3つが並存していたのです。というより怪我をしたから仮面の人格を楽しめるようになったのでしょう。
精神薄弱の女がその本質を見抜いたのは、顔などの外見にかかわらず、人を識別しているからです。
ということは一般の人は何を持って人を識別しているのか?という問いかけが残ります。
とにかく実存の問題、さらには人間の内面の問いかけを提示しております。私はそのスタッフの豪華さに唖然としてみました。いい人材が使われてます。それも監督の人脈という才能でしょう。あとは多くは語りたくないとても良い映画です。
日本の宝 
(2004-05-12)
フランスで最も有名な日本人といっても過言ではない作家、安部公房の原作を忠実に映画化した作品がぎっしりつまっています。
もしかしたら原作よりおもしろいかも!
砂の女 
(2004-05-05)
BOX版では、「砂の女」の画面サイズが4:3ではないという噂もありましたが、単品のDVD版と同様にしっかりとトリミングされていました。(これがオリジナル?)
岸田今日子が官能的で、原作の雰囲気が再現できていたと思います。
内容の割にはお得な価格設定になっていると思います。