台風クラブ [DVD]
相米慎二 /
パイオニアLDC
グループ:DVD /ランキング:8569
価格:
¥ 3,800 / ユーズドストア
¥ 3,480 より
発売日:2001-06-22 /通常24時間以内に発送
レビュー(Amazon.co.jp)
東京近郊の中学校に通う生徒たちは、一見平凡にふるまいながらも、実は終始やり場のなさを終始感じている。そんな折り、台風が接近し、学校に籠もった少年少女たちは、そこでカーニバルを始めていくのだが…。
相米慎二監督がごくごく普通の中学生たちの日常のいらだちが、やがて台風という触媒を得て解放され、いつしかそれが狂気と化していくさまを鋭く見据えた青春映画の傑作。工藤夕貴をはじめとするときのティーン俳優たちが、それぞれ存在感を大いにアピール。また、対する大人側の代表として、三浦友和がそれまでの優等生ぶりを180度ひっくりかえす演技を披露し、その後の転機とした。第1回東京国際映画祭ヤングシネマ部門の大賞を獲得。そのとき審査委員長だったベルナルド・ベルトルッチ監督は、本作からすこぶる創作意欲を与えられたと語っている。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
相米慎二監督の最高傑作 
(2008-06-01)
間違いなく、相米慎二監督の最高傑作です。
ベルトルッチ監督が、「映画自身が思春期を夢見てる」と絶賛したらしいですが、まったくそのとおり。
話の内容は、なぜかどうしようもなくイライラしている中学3年生たちが、台風の接近に伴い「狂気」じみてくる、というもの。
相米監督らしい、思春期のエロス。
工藤夕貴のオナニー・シーン。
大西結花のレイプ未遂。
大学生にナンパされる女子中学生。
そして体育館での超長尺ロングショットと、それにちゃんと応えた子役の俳優たち。
台風の中、最後には中学生らが全裸で…
何を取っても小さな奇跡のような映画。
今は表現方法が規制されているので、こういう映画は撮れないかもしれない。
すごく残念。
「思春期」を題材にした実写の邦画、という括りをつけたら、これ以上の作品はまだない。
三浦友和に注目!! 
(2008-03-12)
洋服の青山のCMでおなじみの三浦友和。
二枚目だけど大根役者、山口百恵の旦那と
いうだけの存在・・・・
我ながら、ずいぶん失礼なイメージを抱いていたものです。
この映画の三浦友和を観て鳥肌が立つほど驚きました。
日本の映画界には欠かせない名優です!!
一気に三浦友和のファンになりました。
三浦さんこれまで、ごめんなさい!
境界 
(2005-06-17)
例えば、「大人」と「子供」の
例えば、「都会」と「田舎」の
例えば、「日常」と「非日常」の
「境界(マージン)」にあることの
「不安定さ」とその裏腹の「期待感」を
描いた傑作。
ラストシーンの半身はそれを象徴。
思春期の日常にひそむ危険な衝動 
(2005-05-03)
思春期に生じる行き場のない不満や性的衝動を、撮影レンズが冷静な目となって第三者的に映し出してくれます。
同級生の校舎からの飛び降り自殺や、男子生徒が女子生徒を教室で襲い硫酸(かな?)を女生徒の背中にかけるシ-ンなど、ショッキングなのですが、すごく冷たい感じで見ている自分に気付かされます。
プラス的であれマイナス的であれ、そのエネルギーが弾けると、異常な行動に少年少女を向かわせていく。
それを台風の一過性のイメージと重ねて映し出しています。
ついには台風が通過したときに、彼らは下着を脱ぎ捨て、裸で校庭をはしゃぎまわります。
タイトルバックの長廻しがカッコいい!! 
(2005-02-21)
初見はもう20年程前、封切り時に映画館で。
台風前の何かウキウキする昂揚感をとてもよく表現しています。
今はなき相米監督も工藤夕貴も大西結花も初々しいです。
冒頭、バービーボーイズのBGMに乗せて商店街を駆け抜ける
長廻しのタイトルバックは素晴らしくカッコよかった。
若々しい才気溢れる作品です。